Kutoo?
文句を言えばどうにかなると思っているこの風潮は何なんだろう。

葬儀屋のバイトをしている元グラビアモデルの石川さんっていう方は、「パンプス履きたくない!」って運動を始めたそうで。バイトテロですかね、これって。
日本の法律には「職業選択の自由」ってのがあってさ、あなたが水着で体をクネクネさせる仕事を選べたのと同じように、パンプス履かなくてもいい仕事を選べばいいんじゃない?
私は、茶色い髪で生まれました。
以前写真に出しましたが、普通の光の下ではそうでもないけれど、強い光を当てるとキャラメルレベルの茶色になる。さらにサイドだけ異常に色が薄く、全体にメッシュが入っている。そして根元や髪の内側は黒い。
校内暴力全盛期だった昭和の中学時代はそれなりにイヤな思いをし、高校生になってからバイトをしようにも髪が茶色いから不採用だったこともある。そのため、髪の毛を帽子の中に隠せるケーキ工場のバイトを選んだ。
専門学校では、「髪が黒ければ都銀の推薦を受けられるのに」と言われた。平成になってからも、派遣の面接で「経歴はいいけれど、髪が茶色すぎる」と言われて不採用になった仕事もある。
黒髪を羨ましいとも思わなかったし、茶髪差別とも思いもしなかった。
自分の持って生まれた髪の色に自信はあるから、この髪の色を不愉快に思う人がいるならば、これはそういうものだと受け入れた。だから染めもしなかったし、抗議もしなかった。
プライドがあるから差別だとは思わなかった。
いくら令和時代でも、私の髪の色では葬儀屋なんて絶対に無理だろう。
だからって「受け入れろ」とは思わない。
職業選択の自由がある。
私の髪の色を変えないのと同じで、それを槍として相手の壁をぶち壊そうとは思わない。
就活でパンプスを履きたくない?
それ以前にあの全員おそろいのリクルートスーツの気持ち悪さに気付かない?
20歳から65歳目指して生きることに何の疑問も持たないの?
イスラエル 日本人 キブツ